「本」をめぐる記事をまとめてみました。
本好きの楽園から、考えたくない未来の話まで。
書物をめぐる断想
古典・名著の漫画化の功罪~「お手軽」な反知性主義
あの難しい古典も、長ったらしい名著も、マンガにしたらスラスラ読めちゃう!
でも、そんな都合のいい話あるんですかね?
西牟田靖『本で床は抜けるのか』~蔵書家の永遠の課題~
本好きの三大悪徳といえば、何でしょうか?抱え込むことが出来ないほどの蔵書を集めて満足感に浸る「貪欲」が、そのひとつですかね?
あ、それは美徳かもしれない。
映画「ガーンジー島の読書会の秘密」感想~それほど「本」のお話ではありません。が・・・
ナチス・ドイツ軍占領下の英領ガーンジー島。その島で開かれていた、ささやかな「読書会」を巡る物語。
焚書
愛書家にとっての最も呪われた言葉「焚書」。それは一体なぜ繰り返されるのでしょうか?
映画「華氏451」の影のメッセージ~書物は本当に「すべて」焼き払われているのか?~(感想・解説・考察)
愛書家にとってのディストピアを描いたレイ・ブラッドベリのSF小説『華氏451度』。その映画版を観ながら、そこに隠された「知識」を巡る問題を考えます。
NHK「100分de名著」のジレンマ~レイ・ブラッドべリ『華氏451度』回を追いながら (第3回放送を観て)【考察】
大人気教養番組 NHK「100分de名著」 。しかし、この番組は大きなジレンマを抱えていることに、お気付きでしょうか?
「読書」が終わるとき、「歴史」が後退するとき~レイ・ブラッドべリ『華氏451度』最終回(NHK「100分de名著」)【考察・感想】
「読書」という習慣が滅ぶ時、それは一体、歴史的に何を意味するのでしょうか?
本の為に殺される?~『図書館戦争』&『華氏451度』のあらすじと教訓?~
焚書といえば『華氏451度』ですが、その日本版とも言えるのが有川浩『図書館戦争』です。こちらの記事では、この両作品をご紹介しています。
有川浩『図書館戦争』の政治学的考察(全三回)
国家による検閲・焚書が日常となった「もうひとつの現代日本」を舞台にした有川浩のベストセラー小説の世界を、政治学で考察(妄想?)していきます。
- 有川浩『図書館戦争』の政治学的考察①(軍事的側面)~第三・四の武装組織としての図書隊、メディア良化隊
- 有川浩『図書館戦争』の政治学的考察②(政治思想的側面)~戦後民主主義の死と前近代への回帰
- 有川浩『図書館戦争』の政治学的考察③(国際政治的側面)~日米同盟か日中同盟か、海洋国家か大陸国家か
本屋・書店という場
映画「ブックセラーズ」感想・雑感~本の「死」を巡っての悲観論と楽観論
ニューヨークの古書売買人・鑑定人を追ったドキュメンタリー映画です。読書好き必見!
ブックオフとは何だったのか?~新古書店が90年代に日本にもたらしたもの
「新古書店」という全く新しい業態を開発したブックオフ。
その登場は1990年代の日本の出版業界・書店業界に大きな衝撃を与えましたが、それに止まらず、日本の文化的なものの将来、それも遠い将来に大きな意味を持つものだったのです。
優秀な本屋アルバイトは本好きとは限らない理由~書店の理想と現実~
とかく理想のイメージで語られる書店員。ですが、その実態は・・・
東京の大型書店おすすめ7選~書店業界の大艦巨砲主義
東京には一日いても飽きないような大型書店がいくつもあります。こちらの記事では、特にオススメの7店舗をご紹介!
ブックカフェはインテリアショップ?~乱立の行きつく先、あるいは“読書の敵”~
お洒落な本屋さんが増えています。カフェの併設はスタンダードになりつつありますね。これで、読書人口も一気に盛り返し、・・・あれ?
神保町古書店街(神田古本屋街)
世界最大の古書店街である東京「神田神保町」。読書家にとっての楽園、文字通り酒池肉林の夢の国に関しての、関連記事を集めました。
神田古本まつり(神保町)見どころと2019年日程&必勝法!(古書店街)
古本屋街最大のイベントと言えばコレ!
神保町カレー戦争!おすすめ3店「ガヴィアル」「ボンディ」「共栄堂」をご紹介
神保町は「カレーの街」でもあります。様々なカレーライス専門店がしのぎを削る「神保町カレー戦争」から、強豪店3店舗のご紹介です。
【神保町】境界線上の喫茶店~眞踏珈琲店
神保町は「喫茶店の街」でもありますね。コーヒーの香りと共に買った本を開く楽しみ。