F.Harry
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F.Harry

当サイトの管理人です。ギリシャ哲学を愛し、政治哲学を専攻しました。好きな言葉は「焚書は序章に過ぎない。本を焼く者は、やがて人も焼く。」(ハインリッヒ・ハイネ)本や映画・コラムなど気の向くままに紹介していきます。

  • 2020年2月26日
  • 2020年2月26日

ガサラキ~異色のロボットアニメ~

「ガサラキ」というテレビアニメをご存じでしょうか? 1998年から1999年にかけて地上波で放送された全25話のテレビシリーズです。監督は「装甲騎兵ボトムズ」の高橋良輔。 あらすじ 財界の黒幕である豪和一族は、古来から、密かに「鬼」とも言える「骨嵬( […]

  • 2020年2月19日
  • 2020年2月19日

軍事力という保険制度~軍事はゼロサムゲーム~

国家(政治権力)の最も裸の、原初的な機能は防衛であることは、容易に想像がつきますが、それが最優先かと言われると疑問符がつきます。 国家にとって、使用できるパイ(資源、予算)は有限だからです。 時折、まるでノンゼロサムゲームのように軍事が語られることが […]

  • 2020年2月17日
  • 2020年2月17日

西牟田靖『本で床は抜けるのか』~蔵書家の永遠の課題~

本書のタイトルを見て、青くなったり、不安になったりする人は多かろう。 かく言う、私も、この本を初めて見たとき、言い知れぬ不安が襲ってきた。 自分の書斎を思い浮かべて動悸が激しくなった・・・。 ノンフィクション作家の西牟田靖が、引っ越しの際に言われた便 […]

  • 2020年2月10日
  • 2020年2月10日

映画「スノーデン」(オリバー・ストーン監督)~恐るべし、アメリカ帝国~

本作は「JFK」「プラトーン」「ブッシュ」など、社会派の映画監督として知られるオリバー・ストーン監督の映画です。 NSA(米国家安全保障局)の元職員スノーデンによる告発を描いたノンフィクション映画です。 一言でいうと、“恐るべし、アメリカ帝国”。 C […]

  • 2020年1月21日
  • 2020年1月21日

一色登希彦『日本沈没』は、日本版『地球幼年期の終わり』か?(ややネタバレあり)

今回は、皆さんご存じの『日本沈没』のご紹介です。 但し、小松左京の原作小説ではなく、漫画版です。 なぜ、漫画版か? それは、この一色登希彦作の『日本沈没』が、本家『日本沈没』をある意味超えたSFコミックの傑作だからです。 (以下、小松左京原作は“原作 […]

  • 2020年1月11日
  • 2020年1月12日

哲学カフェは反知性主義の砦となるか

最近、流行(?)の哲学カフェですが、実は、この活動は、その「哲学」という名称とは裏腹に「反知性主義」的な傾向が潜んでいるのではないかと、疑うようになってきました。 反知性主義とは何か? そもそも反知性主義と何なのかがはっきりしていませんと、お話が進み […]

  • 2019年12月29日
  • 2019年12月31日

「機動警察パトレイバー2 the Movie」の政治哲学 連載③ ~「戦後」のその後~「日本」の退場あるいは解体としての「攻殻機動隊」「雷轟」

連載①はこちらです。 →「機動警察パトレイバー2 the Movie」の政治哲学 連載① ~押井守と「戦後」、前史としての『犬狼伝説』~ 連載②はこちらです。 →「機動警察パトレイバー2 the Movie」の政治哲学 連載② ~「戦後」を終わらせる […]

  • 2019年12月28日
  • 2020年1月9日

『2人のローマ教皇』実話に基づく映画~プラトンとダモクレスの剣~

映画「2人のローマ教皇」 【監督:フェルナンド・メイレス、2019年、英米伊亜合作、125分】 あらすじ 2005年。 ローマ教皇ヨハネ・パウロ二世の崩御に伴うコンクラーベ(教皇選出選挙)で、ドイツ出身で保守派のヨーゼフ・ラッツィンガー枢機卿(アンソ […]

  • 2019年12月22日
  • 2019年12月24日

ふるさと納税は開戦事由になるか?~筒井康隆『東海道戦争』~

ふるさと納税、揉めてますね。 この問題、都市部からの税収の流出、自治体同士の返礼品合戦、国全体の税収減やら、なにかと争点があるんですが・・・。 大都市対地方の構図がはっきり露呈している問題ですよね。 これを見ていて連想するのが、 筒井康隆の『東海道戦 […]