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  • 2021年1月9日
  • 2021年1月10日

「重たい」絵本・児童文学たち~社会、戦争、文明、正義、死を考えるための6選【小学校高学年】

今回は、小学校の高学年くらいのお子さんを想定して選書した児童書(児童文学・絵本)を御紹介します。 いずれも、その背景にある思想は、子どもたちが深く考えうるきっかけになるものばかりと思います。但し、内容は正直「重たい」です。 特に、国語や社会科の好きな […]

  • 2021年1月6日
  • 2021年1月6日

戦後史の闇を描いた未完の傑作『オクタゴニアン』~昭和天皇と愉快?な仲間たち

「時の権力に担がれなければ、天皇家に何の価値があると云うのです。」 「価値がなければ滅びればいい。決めるのは歴史だ。」 大塚英志/杉浦守『オクタゴニアン』(1)角川書店、2005年、184頁。 前回、「もうひとつの戦後史」としての日本分断小説を紹介し […]

  • 2020年12月27日
  • 2020年12月27日

日本が分断国家となったifの戦後史~佐藤大輔『征途』&矢作俊彦『あ・じゃ・ぱん!』

あの戦争で、もし、日本がドイツや朝鮮半島のように「分断」されたらどうなっていたか? 小説家や歴史家にとって、とても魅力的な題材であるifの世界、歴史(オルタネート)改変(ヒストリー)小説。 今回は、そんな「日本分断」の戦後史を描いた二大巨匠の作品をご […]

  • 2020年12月23日
  • 2020年12月23日

小林恭二『ゼウスガーデン衰亡史』~巨大資本は国民国家を解体するか?

【あらすじ】 後に日本国の独立をも脅かす存在となる『ゼウスガーデン』の前身『下高井戸オリンピック遊技場』が産声をあげたのは一九八四年九月一日のことである。 小林恭二『ゼウスガーデン衰亡史』福武書店、1991年、4頁。 場末の遊園地が、双子の天才によっ […]

  • 2020年12月13日
  • 2020年12月13日

小松左京『首都消失』読後雑感~「首都消失」様々なる意匠

「これから日本は、長い長い綱渡りがはじまるわけだな・・・」 (末富海将)小松左京『首都消失(上)』徳間書店、1986年、232頁。 【あらすじ】 突如、何の前兆もなく、高さ1キロ、半径30キロに及ぶ巨大な「雲」に首都東京は覆われる。 「雲」は、一切の […]

  • 2020年12月2日
  • 2020年12月2日

押井守×おおのやすゆき『西武新宿戦線異状なし』~永遠の「少年」たちの革命ごっこ

「血を流すべき時に流さなかった歴史のツケは必ずまわってくるってことさ。 内戦ひとつまともにできねえオレたちの国みてェにな」 『西武新宿戦線異状なし』日本出版社、1994年、124頁(カントク) 【あらすじ】 静岡で平凡に暮らす高校生丸輪零。そんな日常 […]

  • 2020年11月7日
  • 2021年1月12日

宇野重規『民主主義とは何か』読後雑感~改めて「政治学」の王道を問う

今回、遅ればせながら、宇野重規『民主主義とは何か』を読み終えましたので、その読後雑感を記したいと思います。 日陰者の政治学 とにかく、まず指摘したいのは、今回(2020年10月現在)、この本が、これほど注目され、話題になったことへの「驚き」です。 誤 […]

  • 2020年10月10日
  • 2020年10月10日

哲学対話・哲学カフェへの入門書おすすめ本6選~「書を捨てよ!哲学カフェに行こう!」?

やや流行の兆し?がみえる哲学カフェ・哲学対話と呼ばれる試み。 大学などのアカデミズムではない市井の場で、社会的立場・地位、年齢性別に関係なく、日常の疑問などを語り合う場として、注目されているようです。 日本全国で、数百単位でそのような会が存在している […]

  • 2020年10月5日
  • 2020年10月5日

大樹 連司『GODZILLA 怪獣黙示録』&『GODZILLA プロジェクト・メカゴジラ』~過去作にない「新たな恐怖」

―これは、人類の滅びがはじまった時代についての記憶であり、そしてまた、未だ真の絶望を知らない、幸福な時代の記憶である。 大樹 連司『GODZILLA 怪獣黙示録』角川書店、2017年、20頁。 アニメーション作品「GODZILLA」(通称:アニゴジ) […]

  • 2020年7月20日
  • 2020年7月21日

自衛隊×ラブコメ(恋愛小説)=有川浩のおすすめ3選

皆さん、ラブコメ好きですよね? そんな、ラブコメと、自衛隊(!)という異色の組み合わせの小説群を世に送り出してきたのが、有川浩(現:有川ひろ)です。 今回は、そんなラブコメ×自衛隊という、異色の恋模様を皆さんにご紹介! 空飛ぶ広報室 航空自衛隊の航空 […]