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  • 2021年12月11日
  • 2022年12月14日

「日本沈没」後の政治学【前編】~日本を喪った後の国際情勢はどうなるか?(小松左京)

様々なメディアミックスが展開されている小松左京のSF小説『日本沈没』。 小松左京の膨大な知識を土台に展開される傑作小説です。 派生した映画版(1973年)やコミック版(一色登希彦・版)は原作に劣らない傑作として知られています。 もし、日本列島が1年後 […]

  • 2021年11月18日
  • 2022年7月7日

銀河英雄伝説に見る政治体制論・国家論の考察【後編】~「専制」はプラトンの夢を見るか

【前編はこちら】 ⇒銀河英雄伝説に見る政治体制論・国家論の考察【前編】~「民主政」と「共和政」の狭間で 前編では、「民主共和制」なるものの実態と、特に民主政の瑕疵を見てきました。 そして、銀英伝においては、自由惑星同盟のデモクラシーは、新銀河帝国の専 […]

  • 2021年11月17日
  • 2022年7月7日

銀河英雄伝説に見る政治体制論・国家論の考察【前編】~「民主政」と「共和政」の狭間で

「人類の創成とともにゴールデンバウム王朝があったわけではない。不死の人間がおらぬと同様、不滅の国家もない。余の代で銀河帝国が絶えて悪い道理がなかろう」 (皇帝フリードリッヒ四世) 田中芳樹『銀河英雄伝説1』東京創元社、2016年、223頁。 田中芳樹 […]

  • 2021年10月13日
  • 2022年12月14日

FAF(フェアリイ空軍)の考察【後編】~妖精の名を冠する空軍の全貌(神林長平『戦闘妖精・雪風』)

★【前編はこちら】 →FAF(フェアリイ空軍)の考察【前編】~妖精の名を冠する空軍の全貌(神林長平『戦闘妖精・雪風』) 将官や佐官 「刑務所別館」とさえ言われるFAFですが、それは、上に行けば行くほど違った様相を見せるようです。 将官や佐官(大佐クラ […]

  • 2021年10月13日
  • 2022年12月5日

FAF(フェアリイ空軍)の考察【前編】~妖精の名を冠する空軍の全貌(神林長平『戦闘妖精・雪風』)

「フェアリィ星の戦いは地球の毎日の出来事からは遠く隔たっているように感じられ、ジャムの脅威は忘れられたかのような現代の国際情勢だ。」 『戦闘妖精・雪風〈改〉』、14頁(リン・ジャクス『ジ・インベーダー』)。 神林長平の長編ハードSF『戦闘妖精・雪風』 […]

  • 2021年10月10日
  • 2022年12月28日

「日本沈没」関連記事まとめ~映画版、漫画版、関連作品(小松左京)

ある日、日本列島が沈んでしまうことがわかったら、日本及び日本人はどうするのか? そんな悪夢を描いた日本SFのロングセラー『日本沈没』。 映画や漫画、ドラマ化されて、幾度もメディアミックスが展開されています。そんな『日本沈没』に関する関連記事をまとめて […]

  • 2021年10月10日
  • 2023年4月2日

東京の大型書店おすすめ7選~書店業界の大艦巨砲主義

都内には大型書店がいくつもあります。いるだけで時がゆっくり過ぎてゆく様な、贅沢な時間を過ごせるオススメ店舗を紹介します。 在庫100万冊越えの店舗も含めた、文字通り書店の大艦巨砲主義をご覧ください! 八重洲ブックセンター (東京駅八重洲口) (閉店) […]

  • 2021年10月7日
  • 2023年2月12日

本をめぐる関連記事まとめ~古書、書店、神保町、焚書

「本」をめぐる記事をまとめてみました。 本好きの楽園から、考えたくない未来の話まで。 書物をめぐる断想 古典・名著の漫画化の功罪~「お手軽」な反知性主義 あの難しい古典も、長ったらしい名著も、マンガにしたらスラスラ読めちゃう! でも、そんな都合のいい […]

  • 2021年9月27日

junaida『街どろぼう』(絵本の感想)~孤独と都市の物語

junaida(ジュナイダ)による絵本です。可愛らしい絵柄が特徴的な素敵な絵本ですが、そこには、「孤独とは何か」という問題が突き詰められているように読み解けました。 内容に触れるので、是非、一度読まれてから、こちらの記事はお読みください。 あらすじ […]

  • 2021年9月23日

映画「ゴジラ」(1984年版)ノベライズ版を読んでみる

「ゴジラ」(1984年版)は、それまでのゴジラシリーズ(第2作「ゴジラの逆襲」から第15作「メカゴジラの逆襲」まで)をリセットして、ゴジラ第一作の直接の続編として制作されました。 敵対する怪獣がいない本作では、ゴジラの敵は自衛隊、日本政府です。 後の […]