AUTHOR

F.Harry

  • 2022年9月4日
  • 2022年12月14日

映画「二百三高地」~「美しい国・日本」「美しい国・ロシア」、今では描けない戦争の悲惨さ

1980年(日本) 「せやけど、ロシア人が皆、日本人の敵だと思うような考え方だけはしちゃいかんぞ。」 本編より 日露戦争の旅順攻囲戦を描いた大作です。旅順要塞攻略を目指す第三軍の司令官・乃木希典大将(演:仲代達矢)と、召集されて旅順で戦うことになる小 […]

  • 2022年8月20日
  • 2022年11月21日

ピンポーン「はい、どちら様?」「国連ですが」「はい?」(詐欺?UNHCR?突然の戸別訪問)

ある日の昼下がり。 ピンポーン 玄関のチャイムが鳴ります。我が家はマンションのオートロックなので、鳴ったのは1階のエントランスの呼び出しです。 「はい、どちら様ですか?」 「UNHCRの者ですが、お話を聞いていただきたく参りました。」 うん、この時点 […]

  • 2022年8月17日
  • 2022年12月14日

神保町、2022年夏(8/15)~パサージュ、クセノポン、機動隊

8月15日。 都心部が閑散とするお盆に、神保町古書店街を散策しました。 巷で話題のパサージュ いやあ、三省堂本店も閉店しちゃいましたね。 (まあ、新しく生まれ変わるのですが・・・) 無くなるものもあれば、新しく生まれるものもあり。 今、メディアで話題 […]

  • 2022年7月31日
  • 2022年12月14日

アニメ「寄生獣 セイの格率」~自衛隊描写の違和感【感想・考察】

十分な訓練を受け、しっかりと武装し、規律に従う人間たちこそが最高の防御壁なのである。 マックス・ブルックス『ゾンビサバイバルガイド』エンターブレイン、2013年、134頁。 「寄生獣」といえば、言わずと知れた日本SF漫画の金字塔ですが、それをアニメ […]

  • 2022年7月16日
  • 2022年12月14日

村上篤直『評伝小室直樹』~『シャンタラム』から政治学原論まで【感想・雑感】

「人生は短い。一生を学問に費やそうと思ったが、あっという間だよ」 村上篤直『評伝小室直樹』(下)ミネルヴァ書房、2018年、567頁。 在野の巨人と言えば、誰を思い浮かべるでしょうか? 私だと、パッと思いつくのが、西のエリック・ホッファー、東の小室直 […]

  • 2022年6月29日
  • 2022年12月14日

インターメディアテク~丸の内で「アリストテレスの世界」に出会う(博物学)

東京・丸の内とアリストテレス。 一見、この何も関係なさそうな両者が出会う場所があります。 東京駅前、旧東京中央郵便局「KITTE」2階3階。 それが、「インターメディアテク」。 しばし、演繹の世界を離れて(笑)、帰納の世界を見に行きたいと想います。 […]

  • 2022年6月28日
  • 2022年12月14日

ホビーセンターカトー東京~子供から大人まで夢中にさせる鉄道模型の聖地(巨大ジオラマ)

男の子はいくつになってもプラモデルや模型が好きですよね。 その中でも鉄道模型は盤石不動の人気を誇るジャンルです。 列車自体に興味がなくても、あのミニチュアの世界に魅了されない人は少ないのではないでしょうか? そんな男の子(年齢不問)にとって、夢のよう […]

  • 2022年6月27日
  • 2022年12月14日

警察博物館(ポリス・ミュージアム)見学~大人も子供も楽しめる敷居の低い社会科見学( 警視庁)

以前、警視庁本部の見学の記事を書きましたが、若干、ハードルが高いため、躊躇される方もいらっしゃると思います。 「警視庁に電話して申し込むの?厳しいなぁ・・・」 そこで、今回は、ハードルを下げて、子供も楽しめる施設のご紹介! それが、「警察博物館(ポリ […]

  • 2022年6月20日
  • 2022年12月14日

アメリカ軍を舞台にしたクライムサスペンス~憲兵(MP)・軍隊内捜査機関・軍法会議【アメリカ映画・感想・紹介】

米軍内部を舞台にした犯罪モノ、クライムサスペンス映画をいくつか備忘録的に書いておきます。 「将軍の娘 エリザベス・キャンベル」 ジョージア州の陸軍基地内で若い美貌の女性大尉の他殺体が発見された。 憲兵隊からの通報を受け、陸軍(C)犯罪(I)捜査部(D […]

  • 2022年6月16日

赤木智弘「『丸山真男』をひっぱたきたい」再読~なぜ「戦争」は希望になるのか?(感想・雑感)

素直な人だと思う。 率直にそのまま書けばこういう感想になります。 一切の飾りなく、現状の苦境を吐露すれば、こういう言にしかならないでしょう。 「論座」2007年1月号に掲載された赤木智弘「『丸山真男』をひっぱたきたい~三一歳、フリーター。希望は、戦争 […]