素人が情景テクスチャーペイントで「自衛隊ジオラマ」を作ってみたよ(Nゲージ/ジオコレ/タミヤ)

今話題(遅い、何年前だ)のタミヤ、「情景テクスチャーペイント」。

塗っただけで、土やアスファルト、雪(!)を表現できるということで、興味津々だったのですが、今回、こちらを使って、小レイアウト(ジオラマ)を制作してみることにしました。

小生、技も経験もないド素人ですので、そこのところは予めご了承ください。お手柔らかに…。

さて、今回のレイアウトに使う台座はこちら。みんな大好きダイソーから発売「コレクションアーチ」(下記の商品が多分、同じものの筈…)。

100円ではないですが、様々な大きさが揃っており、モデラーに大人気。

ダイソーさんには、もっと大きなサイズを、どんどん製品化して欲しいですね。

さて、こちらは上下二段(雛段)に分かれているので、高い方を土手(堤防)に、下段を河川敷にしてみます。

堤防(土手)の作成

土手には、土を下地に塗っていきます。堤防の傾斜部分は、ダイソーのスチレンボード。こちら厚みがないので、接着の上、斜めに切断。更に、紙粘土を一部使いました。

堤防上には堤防道路を走らせるので、路面(ライトグレイ)を塗っていきます。

蓋を開けて、筆をさしてみると…

お、ドロっとしてる。

一度塗りでは、下地が見えるので二度塗り。

ただ、乾燥に5時間程度かかかるようです。

ちなみに、下に敷いている古新聞は、みんな大好き「朝雲新聞」

堤防(ジオラマ)

できました。おお土だ!アスファルトだ!(ちょっと感動)

土も路面も二度塗りです。乾燥に5時間くらい見たので、2日間かかりました。

上手く塗れたようです。

ちなみに、土手が草だけだと、つまらないのでコンクリート擁壁を一部に施工しようと、空間を確保しました。

Nゲージの堤防

堤防ぽくなりました。

草を生やしましょう

次に、堤防から河川敷に至るまで、草を生やします。

土の上に草を塗れと指示書きがあるので、その通りにしていきます。

堤防の模型を製作中

繊維が混ざっているので、これが、草の表現になるようです。とにかくドロっとしていて、やや不安が…

「塗る」というより、「乗せる」という感じでしょうか。土に比べると大変ですね。

なんか、よくわからんが、ひたすら塗ります。

そして5時間後…

堤防の模型

おお!草だ!草が生えとる!!

ただ、繊維が長いので、Nゲージ(1/150)だと、草の長さ(高さ)が、ちょっと長過ぎるもしれません。立っている繊維だと人形の背丈くらいになるかも?

タミヤのMMシリーズ(1/35)とかかだと、ちょうど、草原や芝生になりそうです。

これは、定番のカラーパウダーにするか、迷いますね。

因みに上記の写真、コンクリート擁壁も施工してしまった後の写真ですが、「津川洋行 NDP20 [Nゲージ 格子枠ブロック150(グレー) 2枚入」を使用しています。ハサミで切れちゃうので、楽チンです。

堤防道路の制作

では次に堤防道路を完成させましょう。

横断歩道(ゼブラゾーン)から。

マスキングしています。

横断歩道制作

使用するのは、ド定番の「タミヤカラー アクリル塗料」のホワイト。

それでは結果は…

滲む!マスキングが甘いのか。

横断歩道

うーん、ここは邪道。 修正テープで代用(技術がない!)

ゼブラゾーン

まあ、こんなもんか…

気を取り直して、次に、路面の白線や路面表記に取り掛かります。

白線に使用するのは「アイシーフリーテープ」

これを路面に貼っていくと…

堤防道路のミニチュア

こんな感じになりました!

でも路面表記がないと寂しいですよね。

津川洋行から路面標示(インスタントレタリング)が製品化しているんですが、テクスチャーペイントのザラザラ面に上手く貼れるか、未知数。

なので、今回は別の方法を

テプラPROでやってみます。テプラには、「透明テープの白文字」があるので、これを使ってみます。

12ミリで、「止まれ」や制限速度などを貼っていきます。

T字路

おー、「止まれ」はかなりいい感じですね。一方、制限速度の数字は、実際は、もっと縦長なんですが、テプラでは無理ですね。

ストラクチャーを置いていきます

では次に、ストラクチャーを設置していきましょう。

ジオコレの信号機や公園小物系のベンチ、案内板などを設置。

標識は、「さんけいミニチュアアート」の紙製です。紙ですが、硬質紙にレーザーカットで形が切られており、かなりリアルに作られています。

但し、細かいので、切り抜きと接着剤での接合は、慎重さが求められます。私は不器用なので苦労しました…。

そうこうしている内に、完成です!

ジオラマ(堤防)

素人なりに堤防に見えますかね?

平時から有事へ(戦時下日本の一風景)

レイアウトの基本が完成したところで、ここからがメインディッシュ。

さあ、自衛隊のNゲージを並べていきましょう。

鉄道模型メーカー各社からも、また食玩からも、意外と自衛隊モノは発売されていますよね。それを雑多に集めていたので、ここに投入です。

自衛隊のミニチュア
↑全景

河川敷に対空陣地。堤防道路は、移動する部隊で溢れています。

交通統制する警務隊員

↑↓警務隊員が交通統制するT字路を、87式偵察警戒車を先頭にした機甲部隊が進んでいきます。

自衛隊ジープ
対空陣地

↑土嚢が積まれ普通科隊員が警戒する対空陣地。

資材搬送車

↑打合せする隊員らと、資材搬送車。

どうでしょうか。気分は、映画「クレヨンしんちゃん~温泉わくわく大決戦」です。できれば、上空にヘリを飛ばしたいところですが、生憎、適切なストラクチャーのストックがありませぬ(AH1Sコブラがあればね…)

次は「パトレイバー2」か「バトルオーバー北海道」のイメージ・レイアウトと洒落込みたいです。

追記・なんか空が・・・

でも、なんか、空の空間が殺風景なんですよね・・・。

なんか飛ばすか。

進軍する陸上自衛隊

という訳で、針金を使ってAH-1Sコブラ対戦車ヘリコプターの小隊(2機)編隊を吊るしてみました!