大嘗宮一般参観が、なぜか東京消防庁見学になったでござる

私、ミーハーですので、大嘗宮一般参観行ってまいりました。

いやあー、すごい人でしたね。

なんせこんな感じです。

Daijokyu

ただ、天皇誕生日や新年一般参賀に比べると、空いてる方ですし、警察の警備のレベルも幾分下がっているようで・・・。

さあランチはどうしよう

午前中に参観して、12時30分位には、平川門から退出。

ど平日ですし、大手町ですし、ランチタイムに突撃するのは、ちょっと・・・。

そこで、思い出しました!

とっておきの場所がある。

Tokyo Fire department

じゃん!東京消防庁です!

実はここの12階にある食堂は一般人も入れます!

(受付にて受付票を記入し、身分証明書を提示します。)

という訳で、入館しちゃいましょう。

map
Monument

↑ホールには東京消防庁管轄区域の大地図やモニュメントが。

ちなみに、「消防庁」は、日本には2つあります。

「東京消防庁」と「総務省消防庁」です。

前者は、東京都が設置している自治体消防です。

対して、後者は国の行政機関です。

日本の消防制度は、設置が基礎自治体(市町村)の権限だということが特徴です。国や都道府県ではないのです。ですから独自の消防本部を設置している。例えば、札幌市消防局とか、土浦市消防本部とかetc.

ですから、総務省消防庁が全国の消防を指揮する権限はありません。消防庁長官は日本消防の最高司令官ではないのです。総務省消防庁は調整・助言的な役割にとどまります。

あれ?じゃあ、東京消防庁は、東京を冠するよね?と疑問が出てきますが、これは、23特別区が連合して設置している消防本部であり、23区外の自治体は、消防委託している形になります(しかし東京消防庁は都の部局の扱い)。

なお、東京消防庁は、島しょ部を除いて、東京都全域を管轄している。

と、誤解されがちですが、実は、島しょ部以外でも、東京消防庁の管轄外の自治体が1つだけあります。

・・・答えは、稲城市です。

稲城市だけは、「稲城市消防本部」として我が道を行きます。

閑話休題。

ランチの話に戻りましょう。

官庁ですので、フリーパスとはいきません。

用紙に必要事項を記入。併せて身分証明書を提示。

すると、下記のようなIDカードを貸与してくれます。

permission

いざ食堂へ

さ、やってきました。

時刻は12時40分。

あれ?残っているのはカレーライスくらいしかねえー!!

vending machine

で、まあ、選択のしようがなく、カレーライスです。

curry and rice

↑カレーに、小鉢を一つ追加しています。

カレーはご飯大盛りに!

旨い!でも辛い!!

まあ、そんなことにゃどうでもいいのですが、この食堂、とにかく眺めがいい!

Scenery

↑都庁が見えます。

Scenery of Imperial palace

↑皇居も丸見え!

あと、色々、消防庁的なものが・・・

pictures of vending machine

↑自動販売機も消防仕様。

Wall

↑壁のオブジェも。

売店も覗いちゃおう

shop

同じ階には売店もあります。

ここにもレアな消防グッズが・・・。

many goods

意外と入れちゃう官公庁

如何だったでしょうか?

意外と官公庁とか入れちゃうんですよね。

ちなみに、この東京消防庁の庁舎内には、「災害救急情報センター」が設置されています。ここでは、23区内からの119番通報を受け付け、各消防署に出動命令を出しています。

119番通報をしても、最寄りの消防署に繋がるわけではないので、落ち着いて、正確な住所を伝えましょう。

(なお、23区外の通報は立川市の多摩災害情報救急センターにつながります。稲城市は別ですが)

ちなみに、今まで行った官公庁の中でも、東京消防庁の方達は、トップクラスに親切でしたよ!