- 2021年10月9日
- 2021年10月9日
機動警察パトレイバー旧OVA「二課の一番長い日」解説・考察【後編】~自衛隊クーデターの幻想(押井守)
【前編はこちら】 →機動警察パトレイバー旧OVA「二課の一番長い日」解説・考察【前編】~自衛隊クーデターのリアリティ(押井守) 米国という最大の「障害」 在日米軍の存在は、日本でクーデターを企図する場合、最大の妨害要素であり、そのハードルは高く、成功 […]
【前編はこちら】 →機動警察パトレイバー旧OVA「二課の一番長い日」解説・考察【前編】~自衛隊クーデターのリアリティ(押井守) 米国という最大の「障害」 在日米軍の存在は、日本でクーデターを企図する場合、最大の妨害要素であり、そのハードルは高く、成功 […]
「もしかして、あなたもパターソンの詩人ですか?」 (本編より) 2016年(米)、ジム・ジャームッシュ監督 あらすじ ニュージャージー州パサイク郡パターソン。 この街に住む市名と同じ名の路線バス運転手パターソン(演:アダム・ドライバー)は、妻と二人で […]
2015年(仏、ベルギー、ルクセンブルク)、監督ジャコ・ヴァン・ドルマル あらすじ ベルギー、ブリュッセル。 この街のアパートメントの一室に住む、酒浸りのろくでなし親父。 毎日、妻と娘に暴言を吐いて、時には手も上げる。 そんな彼の正体は「神」だった。 […]
「8月ジャーナリズム」という言葉があります。毎年8月になると、テレビなどで戦争特集が組まれて、8/15の終戦記念日でピークになる現象を揶揄した言葉です。 「8月だけ、戦争特集を次々に打ち出すのは如何なものか?」という疑問が背景にあるようですが、果たし […]
「予はオーベルシュタインを好いたことは、一度もないのだ。それなのに、かえりみると、もっとも多く、あの男の進言に従ってきたような気がする。」 (皇帝ラインハルト) 田中芳樹『銀河英雄伝説10』東京創元社、2009年、117頁 田中芳樹『銀河英雄伝説』と […]
田中芳樹の『銀河英雄伝説』(銀英伝)といえば、日本のSFに大きな足跡を遺したスペースオペラの傑作です。 今更ですが、一応、あらすじをご紹介しておけば、 西暦を遥かに超えた未来。 銀河全域に進出した人類は、民主主義の失敗を経て、人類統一政体における初の […]
★前編はこちら ⇒アウシュヴィッツで哲学カフェを~「政治」を傍観した「哲学対話」のゆくえ【前編】(みんな政治が大嫌い) 「哲学の民主化」? この「政治」と「哲学カフェ」の関係を考える際、どうしても切っても切れない関係にあるのが「民主主義」です。 哲学 […]
昨今、「哲学カフェ」や「哲学対話」「哲学プラクティス」と称される市井の「哲学」の場が静かなブームになっているようです。 身近な疑問から社会問題など、あらゆるテーマを、老若男女問わず、社会的地位を抜きにして、対等に語り合う場。というのが大体の共通コンセ […]
NHKのEテレ(教育テレビ)の人気番組「100分de名著」。 100分間(25分番組×4週)で、1冊の名著を紹介してしまおうという番組で、同局の人気番組のひとつのようです。 2021年6月の本は、レイ・ブラッドベリィのSF小説『華氏451度』です。指 […]
今回、「政治」がテーマのアニメを取り上げようとしたのですが、意外と挙げることができませんでした。 作品のリアリティを出す為(演出)とか、サブテーマとしてなら幾らでもあるのですが、「政治」そのものがメインテーマになってくるアニメーション作品というのは、 […]