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読書

  • 2021年6月8日
  • 2022年10月15日

映画「ブックセラーズ」感想・雑感~本の「死」を巡っての悲観論と楽観論

売って後悔している本はない。後悔しているのは買えなかった本だけです。 (本編より) ちょうど、NHKの教養番組『100分de名著』でレイ・ブラッドベリィの『華氏451度』が取り上げられているのですが、だからという訳ではありませんが、ドキュメンタリー映 […]

  • 2021年1月9日
  • 2021年9月27日

「重たい」絵本・児童文学たち~社会、戦争、文明、正義、死を考えるための6選【小学校高学年】(読書感想文)

今回は、小学校の高学年くらいのお子さんを想定して選書した児童書(児童文学・絵本)を御紹介します。 いずれも、その背景にある思想は、子どもたちが深く考えうるきっかけになるものばかりと思います。但し、内容は正直「重たい」です。 特に、国語や社会科の好きな […]

  • 2020年3月6日
  • 2021年6月25日

映画「華氏451」の影のメッセージ~書物は本当に「すべて」焼き払われているのか?~(感想・解説・考察)

焚書をテーマにした、レイ・ブラッドベリィのディストピア小説『華氏451度』を、フランスの名匠フランソワ・トリュフォーが映画化した1966年の作品です。 表題の華氏451度は、摂氏233度。紙が発火する温度です。 「書物は生き物。私に語り掛ける。」 ( […]

  • 2020年2月17日
  • 2021年6月24日

西牟田靖『本で床は抜けるのか』~蔵書家の永遠の課題~

本書のタイトルを見て、青くなったり、不安になったりする人は多かろう。 かく言う、私も、この本を初めて見たとき、言い知れぬ不安が襲ってきた。 自分の書斎を思い浮かべて動悸が激しくなった・・・。 ノンフィクション作家の西牟田靖が、引っ越しの際に言われた便 […]

  • 2019年12月8日
  • 2021年6月25日

本に殺されたい?~死を招く本2選『幻詩狩り』&『アラビアの夜の種族』~

世の中、本好き、読書狂いは多いですが、「本の為なら死んでもいい」というと、グッと数が減りそうですね。 ましてや、「本に殺されたい」という人は何人いるか・・・。 今回は、読書好き(狂い)のアナタにむけて、そんな本を2冊ご紹介したいと思います。 『幻詩狩 […]

  • 2019年12月4日
  • 2021年6月28日

本の為に殺される?~『図書館戦争』&『華氏451度』のあらすじと教訓?~

活字離れが叫ばれる昨今ですが、「とにかく本が好き!」という読書家の方は、まだまだいらっしゃいます。 ところが、これが、「その本を命がけでも読みたい、守りたい!」となると、なかなか・・・。 今回は、命がけの本好きのための物語を2冊ご紹介。 有川浩 『図 […]

  • 2019年10月1日
  • 2022年4月2日

神田古本まつり(神保町)見どころと2019年日程&必勝法!(古書店街)

毎年10月末から11月初旬にかけて1週間以上行われる「東京名物 神田古本まつり」。 本好きの、本好きによる、本好きの為の祭典です! 今回は、この神田古本祭りに初めて行く方のために書いてみました。 いざ、冒険の旅へ!(ドラクエの音楽が鳴っています) 2 […]

  • 2019年8月22日
  • 2022年12月2日

ブックカフェはインテリアショップ?~乱立の行きつく先、あるいは“読書の敵”~

この出版不況。新刊書店の閉店ラッシュが止まりません。 その起死回生に各書店が、こぞって導入しているのが、ブックカフェ。 店舗をリニューアルして、ブックカフェを併設。 本に囲まれて、お洒落で知的な時間を過ごす。 ・・・しかし、そうは問屋が卸さない。 大 […]