- 2021年3月6日
- 2021年3月8日
邦画・アニメに見る内閣総理大臣像~フィクションで描かれてきた「有事」の首相のイメージ
ピッチャーズ・マウンドに立つ投手のように孤独感を味わうのも歴代の総理と同じだと瀬川は感じた。たまにサードやファーストから声がかけられることはあるが、しょせん、投手は孤独だ。ピッチャーズ・マウンドに立つと、口汚いスタンドからの野次がどれほど反響し腹に応 […]
ピッチャーズ・マウンドに立つ投手のように孤独感を味わうのも歴代の総理と同じだと瀬川は感じた。たまにサードやファーストから声がかけられることはあるが、しょせん、投手は孤独だ。ピッチャーズ・マウンドに立つと、口汚いスタンドからの野次がどれほど反響し腹に応 […]
古代ギリシアにおいては、自由民の年長男性と少年が恋愛関係を結ぶ、いわゆる「少年愛」が盛んでした。 特に、アテナイの哲学者ソクラテスのそれは有名であり、その姿を弟子であるプラトンが対話篇に描いています。 プラトン対話篇のソクラテスが、どこまで史実のソク […]
先日、NHKで、「世界一豪華な刑務所の内側」(原題:The World‘s Most Luxurious Prison/イギリス 2020年)が放送されました(NHKの「BS世界のドキュメンタリー」及び「ドキュランドへようこそ」内にて)。 舞台は、ノ […]
これら無人駅の物語を通して、私は自分の足元にある「北海道」を確かめたいと思ったし、そこから透けて見える「日本」そのものを見つめなおしたいと思うようになっていた。 渡辺一史『北の無人駅から』北海道新聞社、2012年、9頁(はじめに) この本を、全く何の […]
今回は、小学校の高学年くらいのお子さんを想定して選書した児童書(児童文学・絵本)を御紹介します。 いずれも、その背景にある思想は、子どもたちが深く考えうるきっかけになるものばかりと思います。但し、内容は正直「重たい」です。 特に、国語や社会科の好きな […]
「血を流すべき時に流さなかった歴史のツケは必ずまわってくるってことさ。 内戦ひとつまともにできねえオレたちの国みてェにな」 『西武新宿戦線異状なし』日本出版社、1994年、124頁(カントク) 【あらすじ】 静岡で平凡に暮らす高校生丸輪零。そんな日常 […]
「あなたがどんなに政治が嫌いでも、どんなに政治に無関心でも、政治の方であなたを追いかけて来てしっかり掴んで離さない」 英国のある政治パンフレット※1 「政治学」について、どんなイメージをお持ちですか? 難しそう?自分には関係ない?胡散臭い? そうです […]
今回、遅ればせながら、宇野重規『民主主義とは何か』を読み終えましたので、その読後雑感を記したいと思います。 日陰者の政治学 とにかく、まず指摘したいのは、今回(2020年10月現在)、この本が、これほど注目され、話題になったことへの「驚き」です。 誤 […]
押井守監督の劇場版アニメ「機動警察パトレイバー2 the Movie」について、月刊「アニメージュ」紙上にて、押井守とスタジオジブリの宮崎駿との対談企画がありました。 題して、「映画・機動警察パトレイバー2をめぐって~時代にケリをつけるために」。 対 […]
やや流行の兆し?がみえる哲学カフェ・哲学対話と呼ばれる試み。 大学などのアカデミズムではない市井の場で、社会的立場・地位、年齢性別に関係なく、日常の疑問などを語り合う場として、注目されているようです。 日本全国で、数百単位でそのような会が存在している […]