• 2020年4月3日
  • 2026年7月11日

【考察】アニメ「BLUE SEED」(ブルーシード)は、なぜ惜しかったのか?~八百万の神々とリヴァイアサン(近代国家)の戦い

願わくはこれを語りて平地人を戦慄せしめよ。 柳田国男『遠野物語』 “現代に蘇った古の神々と日本政府の戦い” という、胸熱なコンセプトのテレビアニメーションが、1994年~1995年にテレビ東京系で放送されました。 こんな、民俗学・日本神話を散りばめて […]

  • 2020年3月26日
  • 2022年12月28日

映画「教誨師」~救いのない「死刑」の断片~(感想・解説)

「諸君、死を逃れることは困難ではない、むしろ悪を脱れることこそ遥かに困難なのである。」 プラトン『ソクラテスの弁明』岩波書店、1996年、54頁 。 大杉漣主演の2018年の映画です。 大杉がプロテスタントの教誨師として、死刑囚たちと向き合っていく姿 […]

  • 2020年3月11日
  • 2020年5月31日

赤十字マークはなぜ消えたのか?

赤十字のマーク。そうあのレッドクロス。 最近あんまり見ないと思いませんか? 90年代くらいまでは、病院や薬箱とか、医療や救急関係、それを模した玩具ならば、あちこちにマークしてあったと思うんですが・・・。 実は、それには理由があります。 赤十字マークは […]

  • 2020年3月10日
  • 2020年11月14日

堀新『13歳からの天皇制』読後雑感~せめぎ合う二つの国家観~

憲法を通して「天皇」「天皇制」を考えるというコンセプトで書かれた本です。 思った以上に、著書自身の思想(天皇制への賛否)に関しては韜晦して、抑制的・禁欲的に書かれており、憲法(日本国憲法・大日本国憲法)と天皇制に関しての教科書として構成されています。 […]

  • 2020年3月9日
  • 2026年7月31日

小室直樹の各学問入門書おすすめ本6選(異端の天才に学ぶ勉強法)

「人生は短いです。何ごとも第一級のものだけに接するように心がけてください。師匠、先生(私淑も同じです)・・・芸術品・・・遊び・・・すべてです。」※1 小室直樹 小室直樹をご存じでしょうか。 政治学、経済学、社会学、数学、宗教学など、広大な社会科学の世 […]

  • 2020年3月8日
  • 2026年7月5日

戦後日本は自衛隊をどう描いてきたか?【後編】~フィクションにおける「自衛隊」イメージの変遷(日本人は地球防衛軍の夢を見るか?)

一国民が、政治的なものの領域に踏みとどまる力ないしは意志を失うことによって、政治的なものが、この世から消え失せるわけではない。ただ、いくじのない一国民が消え失せるだけにすぎないのである。 カール・シュミット『政治的なものの概念』未来社、2006年、6 […]

  • 2020年3月8日
  • 2026年7月5日

戦後日本は自衛隊をどう描いてきたか?【中編】~フィクションにおける「自衛隊」イメージの変遷(「亡国のイージス」「ゲート」「名探偵コナン」)

【前編】はこちらです。 戦後日本は自衛隊をどう描いてきたか?【前編】~フィクションにおける「自衛隊」イメージの変遷(「皇帝のいない八月」から「ガメラ2」まで) 2000年代以降:自衛隊善玉論「俺たちの自衛隊」 80~90年代の転換期を経て、2000年 […]

  • 2020年3月6日
  • 2026年7月5日

戦後日本は自衛隊をどう描いてきたか?【前編】~フィクションにおける「自衛隊」イメージの変遷(「皇帝のいない八月」から「ガメラ2」まで)

いわゆる政治的なリアリズムの不足、政治的な事象のリアルな認識についての訓練の不足がありますと、ある目的をもって行動しても、必ずしもその結果はその通りにならない。つまり、意図とははなはだしく違った結果が出てくるということになりがちのであります。 丸山眞 […]

  • 2020年3月6日
  • 2026年7月22日

映画「華氏451」考察~書物は本当に「すべて」焼き払われているのか?(人文知と技術知から読み解くディストピア)

焚書をテーマにした、レイ・ブラッドベリィのディストピア小説『華氏451度』を、フランスの名匠フランソワ・トリュフォーが映画化した1966年の作品です。 表題の華氏451度は、摂氏233度。紙が発火する温度です。 「書物は生き物。私に語り掛ける。」 ( […]

  • 2020年3月2日
  • 2020年4月16日

「敬称」についての謎マナーに隠された深刻な事情

哲学カフェみたいなところに出入りする機会があったんですが、そこで話していると、まあ、色々な思想家とかの人名が出て来るわけです(※多少フェイクを交えています)。 「池田晶子が・・・」 「永井均が・・・」 そんな感じで会話の中で人名を言っていると、主宰者 […]