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F.Harry

  • 2021年12月11日
  • 2022年12月14日

「日本沈没」後の政治学【前編】~日本を喪った後の国際情勢はどうなるか?(小松左京)

様々なメディアミックスが展開されている小松左京のSF小説『日本沈没』。 小松左京の膨大な知識を土台に展開される傑作小説です。 派生した映画版(1973年)やコミック版(一色登希彦・版)は原作に劣らない傑作として知られています。 もし、日本列島が1年後 […]

  • 2021年12月8日
  • 2021年12月8日

映画「工作~黒金星と呼ばれた男」【追記】~ブラック・ヴィーナスは邦画に現れるか?(「戦後」歴史映画)

前回、韓国のインテリジェンス(スパイ)映画「工作~黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男」の感想・雑感を解きました。 ★前回記事 →映画「工作~黒金星と呼ばれた男」~ブラック・ヴィーナスが沈むとき。国際政治の闇を描いた衝撃作【感想・雑感】 本作そ […]

  • 2021年12月2日
  • 2021年12月8日

映画「工作~黒金星と呼ばれた男」~ブラック・ヴィーナスが沈むとき。国際政治の闇を描いた衝撃作【感想・雑感】

2016年(韓国)、ユン・ジョンビン監督 「お互い祖国のためにしたことだ。私的な感情はない。」 (本編より) 韓国のインテリジェンス(スパイ)映画の秀作です。 本作の最大の特徴は、物語が「ほぼ実話」であり、登場人物も実在であり、幾人かは存命である点に […]

  • 2021年11月28日

映画「ガーンジー島の読書会の秘密」感想~それほど「本」のお話ではありません。が・・・

2018年(英・仏)、マイク・ニューウェル監督 あらすじ 1941年、英王室属領であるチャンネル諸島ガーンジー島。 イギリス海峡のフランス側に近いこの島は、ナチス・ドイツ軍の占領下に置かれていた。 ある晩、島の住民4人は、禁令を破って外出していたとこ […]

  • 2021年11月25日

映画「キック・アス/ジャスティス・フォーエバー」~もうひとつの「ウォッチメン」【感想・考察】

2013年(米)、ジェフ・ワドロウ監督 あらすじ 前作から3年。街ではキック・アスの影響からか、ヒーローに扮装して、奉仕活動や善行を行う人々が現れていた。 そんな自警組織のひとつに、キック・アスことデイヴ(演:アーロン・テイラー=ジョンソン)は加わっ […]

  • 2021年11月24日

映画「駅 STATION」(高倉健×倉本聰×降旗康男)~刑事の十字架【感想・雑感】

1981年(日本)、132分、降旗 康男監督 「樺太まで聞こえるかと思ったぜ」 (三上刑事) あらすじ 北海道警察本部の刑事・三上英次(演:高倉健)は、オリンピックの射撃選手に選ばれ、国中の期待と警察官としての職責の両輪の重責を負う中で、妻・直子(演 […]

  • 2021年11月20日
  • 2021年11月21日

銀座キャバレー「白いばら」跡地は今~つわものどもが夢の跡

以前、伝説のキャバレー「白いばら」に関して記事にしました。 白いばらは、2018年にその87年の歴史(!)に幕を閉じました。 それから4年あまり・・・ 現在の「白いばら」跡地は、どうなっているかというと・・・ 駐車場です・・・。 隣接した工事現場は関 […]

  • 2021年11月18日
  • 2022年7月7日

銀河英雄伝説に見る政治体制論・国家論の考察【後編】~「専制」はプラトンの夢を見るか

【前編はこちら】 ⇒銀河英雄伝説に見る政治体制論・国家論の考察【前編】~「民主政」と「共和政」の狭間で 前編では、「民主共和制」なるものの実態と、特に民主政の瑕疵を見てきました。 そして、銀英伝においては、自由惑星同盟のデモクラシーは、新銀河帝国の専 […]

  • 2021年11月17日
  • 2022年7月7日

銀河英雄伝説に見る政治体制論・国家論の考察【前編】~「民主政」と「共和政」の狭間で

「人類の創成とともにゴールデンバウム王朝があったわけではない。不死の人間がおらぬと同様、不滅の国家もない。余の代で銀河帝国が絶えて悪い道理がなかろう」 (皇帝フリードリッヒ四世) 田中芳樹『銀河英雄伝説1』東京創元社、2016年、223頁。 田中芳樹 […]

  • 2021年11月8日
  • 2021年11月8日

「電車内の凶行」に対策はあるのか?~小田急線・京王線での凶悪刺傷事件に接して(「防犯」の限界と「自衛」の必要性)

鉄道の車内は、よく「走る密室」と言われます。昨今、走行中の車内で、乗客を無差別に狙った刺傷事件が発生し、それに対して、国交省や警察、鉄道各社が、合同訓練や巡回強化、防犯カメラの設置など、次々と対策を打ち出しています。 しかし、これらは本当に有効な対策 […]