- 2023年5月15日
- 2023年5月26日
【考察】「シン・仮面ライダー」をライダー予備知識なしの政治学徒が観た感想~ショッカーVS.日本政府
人肉喰らいの食屍鬼の登場は、国際政治にどのような影響を与えるのだろうか。リアリスト の解答は、驚くべきものではあるが、いたってシンプルである。すなわち、そこでの国際関係には、何らの変化もないというのだ。このパラダイムは、人類に対する新たな実存的脅威が […]
人肉喰らいの食屍鬼の登場は、国際政治にどのような影響を与えるのだろうか。リアリスト の解答は、驚くべきものではあるが、いたってシンプルである。すなわち、そこでの国際関係には、何らの変化もないというのだ。このパラダイムは、人類に対する新たな実存的脅威が […]
今話題(遅い、何年前だ)のタミヤ、「情景テクスチャーペイント」。 塗っただけで、土やアスファルト、雪(!)を表現できるということで、興味津々だったのですが、今回、こちらを使って、小レイアウト(ジオラマ)を制作してみることにしました。 小生、技も経験も […]
全国の自衛隊施設では、様々な一般公開行事が行われています。 しかし、東京に住んでいると、なかなかそんな機会も無いように思われるでしょう。 しかしながら、東京23区にも自衛隊の施設はあります。 中でも、練馬区にある陸上自衛隊練馬駐屯地では、一般公開され […]
内戦には独特の陰惨さがある。それは骨肉間の闘争(Bruderkrieg)である。蓋し敵をも包摂する共通の政治単位内の闘争であり、両陣営ともに共通の統一体に対し同時に絶対的肯定と絶対的否定をもって臨むからである。 カール・シュミット『獄中記』※1 有川 […]
十分な訓練を受け、しっかりと武装し、規律に従う人間たちこそが最高の防御壁なのである。 マックス・ブルックス『ゾンビサバイバルガイド』エンターブレイン、2013年、134頁。 「寄生獣」といえば、言わずと知れた日本SF漫画の金字塔ですが、それをアニメ […]
考えのなかだけでは、誇張されたこと、真実ではないことと思われるような出来事が、現実の戦争においては至る処に生起するのである。 クラウゼヴィッツ『戦争論』(上)岩波書店、2000年、132頁。 2022年2月24日、ロシア軍がウクライナに対して全面軍事 […]
2022年1月21日に、防衛大学に留学しているベトナム人青年が、警視庁に逮捕されたという報道がありました。 容疑は出入国管理法違反(金に困り、在留カードを他人に渡したらしい)。 その詳細は、置いておくとして、問題なのは、SNSなどのネットの反応でした […]
「それもこれも、日米安保にあぐらをかき、沖縄を犠牲にし続けてきたツケが回ってきたのかも・・・。あの“少女暴行事件”をもっと重く見るべきだった・・・」 (日本政府高官) さいとうたかを『ゴルゴ13』(115)リイド社、2000年、70頁。 さいとうたか […]
1980年(日本)、大森健次郎 監督。 「歴代総理の願いは、この部屋を使わないことだ」 (首相)本編より あらすじ 地震学者の川津陽一(演:勝野洋)は、東京での大地震発生の可能性に言及するが、学界からは一笑に付された。 川津は、妻との関係は冷え込み、 […]
【前編はこちら】 →機動警察パトレイバー旧OVA「二課の一番長い日」解説・考察【前編】~自衛隊クーデターのリアリティ(押井守) 米国という最大の「障害」 在日米軍の存在は、日本でクーデターを企図する場合、最大の妨害要素であり、そのハードルは高く、成功 […]