- 2021年12月13日
- 2021年12月22日
映画「地震列島」~「政治」のおまけ感と震災時の司令塔、そしてシン・ゴジラ【感想・雑感】
1980年(日本)、大森健次郎 監督。 「歴代総理の願いは、この部屋を使わないことだ」 (首相)本編より あらすじ 地震学者の川津陽一(演:勝野洋)は、東京での大地震発生の可能性に言及するが、学界からは一笑に付された。 川津は、妻との関係は冷え込み、 […]
1980年(日本)、大森健次郎 監督。 「歴代総理の願いは、この部屋を使わないことだ」 (首相)本編より あらすじ 地震学者の川津陽一(演:勝野洋)は、東京での大地震発生の可能性に言及するが、学界からは一笑に付された。 川津は、妻との関係は冷え込み、 […]
「ユダヤの民二千年の、漂白の体験が、この島国の民、二千年の閉ざされた幸福な体験と、すぐにおきかえられるとも思えません。ディアスポラののち、何年たって、何を学びとるか・・・それまで日本人は、まだ日本民族であり続けるかどうか・・・」 小松左京『日本沈没』 […]
様々なメディアミックスが展開されている小松左京のSF小説『日本沈没』。 小松左京の膨大な知識を土台に展開される傑作小説です。 派生した映画版(1973年)やコミック版(一色登希彦・版)は原作に劣らない傑作として知られています。 もし、日本列島が1年後 […]
ある日、日本列島が沈んでしまうことがわかったら、日本及び日本人はどうするのか? そんな悪夢を描いた日本SFのロングセラー『日本沈没』。 映画や漫画、ドラマ化されて、幾度もメディアミックスが展開されています。そんな『日本沈没』に関する関連記事をまとめて […]
よその国に滅ぼされたのならば、よほど別の感情を持ちえて、いっそ救われたであろう。 しかし、私たち日本人が憎むとすれば日本人しかないのである。 勝谷誠彦『ディアスポラ』文藝春秋、2011年、20頁。 いまは亡き、あの(・・)コラムニストの勝谷誠彦(19 […]
【あらすじ】 日本列島の地質的な異常を調査していた地球物理学者の田所(演:小林桂樹)は、恐るべき結論に達する。それは、「1年を待たずに日本列島は完全に海に沈む」という衝撃的な予測だった。 この事実を知った政府は極秘裏に日本人の国外退避計画と日本国の存 […]
ピッチャーズ・マウンドに立つ投手のように孤独感を味わうのも歴代の総理と同じだと瀬川は感じた。たまにサードやファーストから声がかけられることはあるが、しょせん、投手は孤独だ。ピッチャーズ・マウンドに立つと、口汚いスタンドからの野次がどれほど反響し腹に応 […]
「これから日本は、長い長い綱渡りがはじまるわけだな・・・」 (末富海将)小松左京『首都消失(上)』徳間書店、1986年、232頁。 【あらすじ】 突如、何の前兆もなく、高さ1キロ、半径30キロに及ぶ巨大な「雲」に首都東京は覆われる。 「雲」は、一切の […]
今回は、皆さんご存じの『日本沈没』のご紹介です。 但し、小松左京の原作小説ではなく、漫画版です。 なぜ、漫画版か? それは、この一色登希彦作の『日本沈没』が、本家『日本沈没』をある意味超えたSFコミックの傑作だからです。 (以下、小松左京原作は“原作 […]
東京の世田谷文学館で、「小松左京展~D計画」という、SFファンには垂涎の催しが開催されており、さっそく行ってきました! アクセス:芦花公園駅すぐ! 京王線の芦花公園駅南口を降りて、右方向。 この道を歩いて10分くらいで左手に建物が見えてきます。 会場 […]