- 2026年7月21日
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映画「ゴジラ-1.0」の政治学的考察~「国家」はなぜ戦わず、「社会」はなぜ戦ったのか
無防備の国民には友しか存在しない、と考えるのは、馬鹿げたことであろうし、無抵抗ということによって敵が心を動かされるかもしれないと考えるのは、ずさんきわまる胸算用であろう。 カール・シュミット『政治的なものの概念』未来社、2006年、60-61頁。 ※ […]
無防備の国民には友しか存在しない、と考えるのは、馬鹿げたことであろうし、無抵抗ということによって敵が心を動かされるかもしれないと考えるのは、ずさんきわまる胸算用であろう。 カール・シュミット『政治的なものの概念』未来社、2006年、60-61頁。 ※ […]
この考察記事は、前半では、公開前の予想記事。後半には、公開後に映画本編鑑賞した上での考察記事に分かれています。目次から、お好きな方をお読みください。 政治・軍事方面での考察が中心です。 公開前考察 (2023年7月15日執筆) 無防備の国民には友しか […]
首都東京で「何か」が起きた時、日本政府はどうするのでしょうか? 非常事態の鉄則は、国家がその指揮統制機能を失わないことです。 もし、それが失われてしまったら、元も子もありません。助けられる命も助けられない。 故に、政府自体が安全なところに退避する必要 […]
1980年(日本)、大森健次郎 監督。 「歴代総理の願いは、この部屋を使わないことだ」 (首相)本編より あらすじ 地震学者の川津陽一(演:勝野洋)は、東京での大地震発生の可能性に言及するが、学界からは一笑に付された。 川津は、妻との関係は冷え込み、 […]
「ゴジラ」(1984年版)は、それまでのゴジラシリーズ(第2作「ゴジラの逆襲」から第15作「メカゴジラの逆襲」まで)をリセットして、ゴジラ第一作の直接の続編として制作されました。 敵対する怪獣がいない本作では、ゴジラの敵は自衛隊、日本政府です。 後の […]
「ゴジラ」シリーズの中でも、評価が分かれる作品といえば、「ゴジラ」(1984年版)ではないでしょうか。 それまでのゴジラシリーズをリセットして、ゴジラ第一作の直接の続編として制作されました。 敵対する怪獣がいない本作では、ゴジラの敵は自衛隊です。その […]
ピッチャーズ・マウンドに立つ投手のように孤独感を味わうのも歴代の総理と同じだと瀬川は感じた。たまにサードやファーストから声がかけられることはあるが、しょせん、投手は孤独だ。ピッチャーズ・マウンドに立つと、口汚いスタンドからの野次がどれほど反響し腹に応 […]
―これは、人類の滅びがはじまった時代についての記憶であり、そしてまた、未だ真の絶望を知らない、幸福な時代の記憶である。 大樹 連司『GODZILLA 怪獣黙示録』角川書店、2017年、20頁。 アニメーション作品「GODZILLA」(通称:アニゴジ) […]
いわゆる政治的なリアリズムの不足、政治的な事象のリアルな認識についての訓練の不足がありますと、ある目的をもって行動しても、必ずしもその結果はその通りにならない。つまり、意図とははなはだしく違った結果が出てくるということになりがちのであります。 丸山眞 […]
連載①はこちらです。 →①「ゴジラ(1984年版)」が描いた「理想の政府」とその限界 連載②はこちらです。 →②「ガメラ2 レギオン襲来」における自衛隊のリアルが、あと一歩「政治」に届かなかったのは… 「しかし総理。総理には、東京を捨てでも、守らなけ […]