- 2021年3月23日
- 2021年6月11日
山田正紀『三人の「馬」』(旧題『虚栄の都市』)読後雑感~後の「機動警察パトレイバー2 the Movie」にも影響を与えた首都襲撃シミュレーション小説
「見よ、青ざめたる馬ありき、之に乗る者の名を死という、ハデスがこれに付き従う」 ヨハネの黙示録 6章8節 【あらすじ】 突如、東京・中央区を襲撃する連続テロ事件が発生! たった数人のテロリストに翻弄される警察庁・警視庁。 彼らの正体と目的は? 自衛隊 […]
「見よ、青ざめたる馬ありき、之に乗る者の名を死という、ハデスがこれに付き従う」 ヨハネの黙示録 6章8節 【あらすじ】 突如、東京・中央区を襲撃する連続テロ事件が発生! たった数人のテロリストに翻弄される警察庁・警視庁。 彼らの正体と目的は? 自衛隊 […]
ピッチャーズ・マウンドに立つ投手のように孤独感を味わうのも歴代の総理と同じだと瀬川は感じた。たまにサードやファーストから声がかけられることはあるが、しょせん、投手は孤独だ。ピッチャーズ・マウンドに立つと、口汚いスタンドからの野次がどれほど反響し腹に応 […]
「お前は戦いたいのか?殺したいのか? 血が流されるのを見たいのか?黄金の山を見たいのか? 囚われの女たちを見たいのか?奴隷たちを見たいのか?」 ガブリエーレ・ダンヌンツィオ 皆さん、「世界征服」好きですよね?してみたいですよね? でも一体、どうやった […]
先日、NHKで、「世界一豪華な刑務所の内側」(原題:The World‘s Most Luxurious Prison/イギリス 2020年)が放送されました(NHKの「BS世界のドキュメンタリー」及び「ドキュランドへようこそ」内にて)。 舞台は、ノ […]
これら無人駅の物語を通して、私は自分の足元にある「北海道」を確かめたいと思ったし、そこから透けて見える「日本」そのものを見つめなおしたいと思うようになっていた。 渡辺一史『北の無人駅から』北海道新聞社、2012年、9頁(はじめに) この本を、全く何の […]
「これから日本は、長い長い綱渡りがはじまるわけだな・・・」 (末富海将)小松左京『首都消失(上)』徳間書店、1986年、232頁。 【あらすじ】 突如、何の前兆もなく、高さ1キロ、半径30キロに及ぶ巨大な「雲」に首都東京は覆われる。 「雲」は、一切の […]
「新宿!新宿御苑!!」 (本編より:EP-3E機内の朝倉) 【あらすじ】 突如、何の前兆もなく、高さ2キロ、半径30キロに及ぶ巨大な「雲」に首都東京は覆われる。 「雲」は、一切の通信・交通を遮断し、何人も寄せ付けない。首都圏2000万人の住民の安否も […]
「あなたがどんなに政治が嫌いでも、どんなに政治に無関心でも、政治の方であなたを追いかけて来てしっかり掴んで離さない」 英国のある政治パンフレット※1 「政治学」について、どんなイメージをお持ちですか? 難しそう?自分には関係ない?胡散臭い? そうです […]
今回、遅ればせながら、宇野重規『民主主義とは何か』を読み終えましたので、その読後雑感を記したいと思います。 日陰者の政治学 とにかく、まず指摘したいのは、今回(2020年10月現在)、この本が、これほど注目され、話題になったことへの「驚き」です。 誤 […]
「この世で最後まで生き残る国王は5人だけだ。トランプの4人の王様とイギリス国王である。」 ファルーク1世 念願の舞台の劇場公開版を観てきました! 本作は、演劇界最高峰の英ロイヤル・ナショナル・シアターが世界で上演した演目の中から、厳選した最高の舞台を […]