- 2022年7月31日
- 2022年12月14日
アニメ「寄生獣 セイの格率」~自衛隊描写の違和感【感想・考察】
十分な訓練を受け、しっかりと武装し、規律に従う人間たちこそが最高の防御壁なのである。 マックス・ブルックス『ゾンビサバイバルガイド』エンターブレイン、2013年、134頁。 「寄生獣」といえば、言わずと知れた日本SF漫画の金字塔ですが、それをアニメ […]
十分な訓練を受け、しっかりと武装し、規律に従う人間たちこそが最高の防御壁なのである。 マックス・ブルックス『ゾンビサバイバルガイド』エンターブレイン、2013年、134頁。 「寄生獣」といえば、言わずと知れた日本SF漫画の金字塔ですが、それをアニメ […]
政治学を学び始めるにあたって、以前、入門書の紹介記事を書きましたが、今回は、もっと気軽(?)に、映画を鑑賞することで、「政治」を学んでいく上の端緒にしていただけたらと考えました。 「未知への飛行」 1964年版/2000年版(米) 【あらすじ】 コン […]
2002年、全26話 「音楽を武器にして戦え!」というと、「超時空要塞マクロス」だと早合点しそうな君! 今回は違うぞ。 あらすじ 西暦2012年12月。 突如、東京上空にMU(ムー)と称する異世界からの来訪者の空中都市が出現する。 翌2013年1月、 […]
★前編はこちら ⇒オーベルシュタインの政治学【前編】~マキャベリズムと国家理性(銀河英雄伝説の考察) 「あの男は、予の存在が王朝の利益と背反するときは、予を廃立するかもしれぬな」 (皇帝ラインハルト) 田中芳樹『銀河英雄伝説10』東京創元社、2009 […]
「予はオーベルシュタインを好いたことは、一度もないのだ。それなのに、かえりみると、もっとも多く、あの男の進言に従ってきたような気がする。」 (皇帝ラインハルト) 田中芳樹『銀河英雄伝説10』東京創元社、2009年、117頁 田中芳樹『銀河英雄伝説』と […]
テレビ版「機動戦艦ナデシコ」最終回から劇場版「機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-」の間、「空白の3年間」を繋ぐ物語を描いています。 基本的に、テレビ版のドタバタ・ラブコメディーを踏襲していて、気軽に読める一冊です。 と […]
田中芳樹の『銀河英雄伝説』(銀英伝)といえば、日本のSFに大きな足跡を遺したスペースオペラの傑作です。 今更ですが、一応、あらすじをご紹介しておけば、 西暦を遥かに超えた未来。 銀河全域に進出した人類は、民主主義の失敗を経て、人類統一政体における初の […]
監督 佐藤竜雄 1998年公開 テレビ版の思い出 実は、テレビアニメ版「機動戦艦ナデシコ」は、あまり好きではありませんでした。 通して全26話をリアル視聴しましたが、挿入されてくる劇中劇「ゲキガンガー」は好きになれなかったし、ユリカやアキトのドタバ […]
今回、「政治」がテーマのアニメを取り上げようとしたのですが、意外と挙げることができませんでした。 作品のリアリティを出す為(演出)とか、サブテーマとしてなら幾らでもあるのですが、「政治」そのものがメインテーマになってくるアニメーション作品というのは、 […]
ピッチャーズ・マウンドに立つ投手のように孤独感を味わうのも歴代の総理と同じだと瀬川は感じた。たまにサードやファーストから声がかけられることはあるが、しょせん、投手は孤独だ。ピッチャーズ・マウンドに立つと、口汚いスタンドからの野次がどれほど反響し腹に応 […]