- 2025年9月7日
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【考察】機動戦士ガンダム「地球連邦政府」の政治学的研究~地球圏単一国家誕生の経緯とその凋落
ある一つの強大国があって、他の王国を圧倒し、世界王国を樹立し、他の王国をこの世界王国のもとに統合してしまうよりも、戦争状態のほうが望ましいのである。というのは、統治の範囲が広がりすぎると、法はその効力を失ってしまうのであり、魂のない専制政治が生れ、こ […]
ある一つの強大国があって、他の王国を圧倒し、世界王国を樹立し、他の王国をこの世界王国のもとに統合してしまうよりも、戦争状態のほうが望ましいのである。というのは、統治の範囲が広がりすぎると、法はその効力を失ってしまうのであり、魂のない専制政治が生れ、こ […]
イランという一語をイラン・イスラーム共和国に変えた法令が、過去と現在の私を無意味な存在にしたことを私は知っていた。このような運命に見舞われたのは私のほかにも大勢いたが、だからといって気が楽になるわけではなかった。 A・ナフィーシー『テヘランでロリータ […]
「ウルトラマン」シリーズは、ほぼ見ないのですが、お付き合いで観ることになった、今回の「ウルトラマンアーク」は、いやはや面白かったですね。 特に、第22話「白い仮面の男」には唸らされました。 これ、子供に理解できるのか? という訳で、今回は、この22話 […]
ちょっと面白い手法の地球侵略モノを読みました。 キース・トーマス『ダリア・ミッチェル博士の発見と異変』です。 副題は「世界から数十億人が消えた日」です。なかなか不穏で、興味をそそられますね。 あらすじ カリフォルニア大学の女性天文学者ダリア・ミッチェ […]
2012年、米 バイオハザード・シリーズに出てくるアンブレラ社は、ゾンビの基本原則の中でも抜きん出た企業の無能さを晒している。この多国籍企業の政治力が明白なものである一方で、その組織 としての能力は非常に疑わしい。 D・ドレズナー『ゾンビ襲来』白水社 […]
「何人もによって書かれたものかね?」 「そうらしいです。―この、一番最初にのっているものは、一番筋が通っていて、内容は一番ショッキングです」 小松左京「お召し」より※1 あらすじ 長官の執務室に入ってきた調査官が携えていたのは、古代遺跡から発見された […]
この考察記事は、前半では、公開前の予想記事。後半には、公開後に映画本編鑑賞した上での考察記事に分かれています。目次から、お好きな方をお読みください。 政治・軍事方面での考察が中心です。 公開前考察 (2023年7月15日執筆) 無防備の国民には友しか […]
人肉喰らいの食屍鬼の登場は、国際政治にどのような影響を与えるのだろうか。リアリスト の解答は、驚くべきものではあるが、いたってシンプルである。すなわち、そこでの国際関係には、何らの変化もないというのだ。このパラダイムは、人類に対する新たな実存的脅威が […]
2018年(米)、88分。 「世界最大の謎は何だと思う?神の存在。死後の世界。それから、宇宙の知的生命の存在。その一つでも答えが見つかれば、全てが変わる。」 (本編より) あらすじ 2017年10月17日、米国ケンタッキー州、シンナシティ・ノーザンケ […]
2000年(豪)、195分 「たとえ、明日、世界が終ろうとも、今日、私は林檎の木を植える」 マルティン・ルター あらすじ 台湾海峡封鎖を発端にした米中の緊張は、遂に、全面核戦争に発展した。 その結果、北半球は濃密な放射能に汚染され、全滅。 わずかに南 […]