政治学
- 2026年9月9日
- 2026年9月10日
馬毛島基地は「攻撃されやすい」のか――無人島の軍事拠点と限定攻撃のリスク(馬毛島要塞2030)
一九一四年の大戦の基本要素で――これはいつの時代でもいえることだが――敵味方を問わず一貫して見られた傾向は、より困難な戦争は手がけたくない、現実はこうであるかもしれない、という疑念にもとづく行動はとりたくないというものだった。 バーバラ・W・タックマ […]
- 2026年9月5日
- 2026年9月5日
NHK「映像の世紀 バタフライエフェクト 陸軍 VS.海軍」のその後――旧日本軍の「陸海軍対立」は自衛隊で解消されたのか?【軍種間対立という宿業】
「地上、海上、航空と分ける時代は過ぎ去った。将来、戦争があるとすれば、我々は地上、海上、航空のすべての軍事要素を1つに集中して戦うであろう」ドワイト・D・アイゼンハワー(1958年) 先日、NHK「映像の世紀 バタフライエフェクト」シリーズの「陸軍V […]
- 2026年7月21日
- 2026年7月21日
映画「ゴジラ-1.0」の政治学的考察~「国家」はなぜ戦わず、「社会」はなぜ戦ったのか
無防備の国民には友しか存在しない、と考えるのは、馬鹿げたことであろうし、無抵抗ということによって敵が心を動かされるかもしれないと考えるのは、ずさんきわまる胸算用であろう。 カール・シュミット『政治的なものの概念』未来社、2006年、60-61頁。 ※ […]
- 2026年4月24日
- 2026年4月24日
『寄生獣』異聞~田村玲子「視点」のパラサイト生存戦略【政治学的考察】
人肉喰らいの食屍鬼の登場は、国際政治にどのような影響を与えるのだろうか。リアリスト の解答は、驚くべきものではあるが、いたってシンプルである。すなわち、そこでの国際関係には、何らの変化もないというのだ。このパラダイムは、人類に対する新たな実存的脅威が […]
- 2026年2月19日
- 2026年2月19日
「機動警察パトレイバー2 the Movie」と戒厳令~タイトルに偽りあり!、「政治的なるもの」と「例外状態」【解説/考察】
いかなる政府もトマス・ホッブズが『リヴァイアサン』で展開した国家統治の問題を内包することなしには、存立さえできないことを、人びとはしたたかに思い知るべきであった。そこを通過しないで、一国民の政治的成熟が得られるであろうか。 磯田光一『戦後史の空間』新 […]
- 2025年9月7日
- 2026年8月12日
【考察】機動戦士ガンダム「地球連邦政府」の政治学的研究~地球圏単一国家誕生の経緯とその凋落
ある一つの強大国があって、他の王国を圧倒し、世界王国を樹立し、他の王国をこの世界王国のもとに統合してしまうよりも、戦争状態のほうが望ましいのである。というのは、統治の範囲が広がりすぎると、法はその効力を失ってしまうのであり、魂のない専制政治が生れ、こ […]
- 2025年5月30日
- 2026年9月3日
マーガレット・アトウッド『侍女の物語』におけるギレアデ共和国の政治学的考察~アメリカ合衆国が解体し、神聖国家となる日【女性たちのキリングフィールド】
イランという一語をイラン・イスラーム共和国に変えた法令が、過去と現在の私を無意味な存在にしたことを私は知っていた。このような運命に見舞われたのは私のほかにも大勢いたが、だからといって気が楽になるわけではなかった。 A・ナフィーシー『テヘランでロリータ […]
- 2024年11月30日
- 2026年9月5日
映画「シビル・ウォー/アメリカ最後の日」(感想・考察)~たとえ内戦を覚悟しても、シーザーは討たれなければならない
(監督アレックス・ガーランド/2023年、米英合作) 内戦には独特の陰惨さがある。それは骨肉間の闘争(Bruderkrieg)である。蓋し敵をも包摂する共通の政治単位内の闘争であり、両陣営ともに共通の統一体に対し同時に絶対的肯定と絶対的否定をもって臨 […]
- 2024年9月20日
- 2026年9月3日
ドキュメンタリー「米議会襲撃が再び起きたら シミュレーション 緊迫の6時間」を観ての若干の考察・雑感(NHK)~反乱法か、米国内戦か
政治は物理的強制を最後的な保証としているが、物理的強制はいわば政治の切札で、切札を度々出すようになってはその政治はもうおしまいである。 丸山真男『政治の世界』岩波書店、2014年、54頁。 先日、NHKで海外ドキュメンタリー「米議会襲撃が再び起きたら […]
- 2024年7月24日
- 2024年7月27日
3年B組金八先生スペシャル「贈る言葉」(1982年放送)での自衛隊批判を巡って【後編】~金八先生に贈る「戦後民主主義の特別授業」
★【前編】はこちら 「マスケット銃が歩兵を生み、歩兵が民主主義を生んだ」 J・F・C・フラー では、仮に弥一が反論できたとして(又は北先生が既に赴任していたとして)、どんな議論が行われたならば、戦争のメカニズム、真の「平和」への道を説くこと事が可能な […]
