- 2025年4月16日
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映画「教皇選挙」(感想・考察)~果てしなき権力闘争と「ファティマ第三の予言」
「盲目の国では隻眼の者は王である。」 古代ギリシアの格言 ローマ教皇(法王)の逝去に伴い、枢機卿団で開催される教皇選挙(コンクラーベ)を描いたフィクションです。 次々と有力候補の秘密が暴かれ、混沌としていくコンクラーベの人間模様・権力闘争を描いたポリ […]
「盲目の国では隻眼の者は王である。」 古代ギリシアの格言 ローマ教皇(法王)の逝去に伴い、枢機卿団で開催される教皇選挙(コンクラーベ)を描いたフィクションです。 次々と有力候補の秘密が暴かれ、混沌としていくコンクラーベの人間模様・権力闘争を描いたポリ […]
(監督アレックス・ガーランド/2023年、米英合作) 内戦には独特の陰惨さがある。それは骨肉間の闘争(Bruderkrieg)である。蓋し敵をも包摂する共通の政治単位内の闘争であり、両陣営ともに共通の統一体に対し同時に絶対的肯定と絶対的否定をもって臨 […]
1975年(豪)、ピーター・ウィーアー監督 「事件が曖昧なのはいい兆候なんだ。もし、何もかもが一目瞭然だったら―そう、疑ってかかったほうがいい!誰かがそう見えるように細工したということだからね」 アガサ・クリスティー「ミスタ・ダヴンハイムの失踪」より […]
人肉喰らいの食屍鬼の登場は、国際政治にどのような影響を与えるのだろうか。リアリスト の解答は、驚くべきものではあるが、いたってシンプルである。すなわち、そこでの国際関係には、何らの変化もないというのだ。このパラダイムは、人類に対する新たな実存的脅威が […]
1980年(日本) 「せやけど、ロシア人が皆、日本人の敵だと思うような考え方だけはしちゃいかんぞ。」 本編より 日露戦争の旅順攻囲戦を描いた大作です。旅順要塞攻略を目指す第三軍の司令官・乃木希典大将(演:仲代達矢)と、召集されて旅順で戦うことになる小 […]
ある日、日本列島が沈んでしまうことがわかったら、日本及び日本人はどうするのか? そんな悪夢を描いた日本SFのロングセラー『日本沈没』。 映画や漫画、ドラマ化されて、幾度もメディアミックスが展開されています。そんな『日本沈没』に関する関連記事をまとめて […]